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130第2編現代の経済と国民生活ワイドテーマ・5原子力発電問題福島市伊達市川俣町飯舘村計画的避難区域南相馬市警戒区域30km二本松市20km田村市葛尾村川内村浪江町双葉町福島第一原発大熊町富岡町楢葉町いわき市緊急....
130第2編現代の経済と国民生活ワイドテーマ・5原子力発電問題福島市伊達市川俣町飯舘村計画的避難区域南相馬市警戒区域30km二本松市20km田村市葛尾村川内村浪江町双葉町福島第一原発大熊町富岡町楢葉町いわき市緊急時避難準備区域広野町▲福島第一原発の半径20km地点に設けられた警戒区域の検問所(福島県楢葉町)長い長い後始末原発事故の傷あと福島第一原子力発電所の事故でまき散らされた放射性物質の量は,4月初めまでに,チェルノブイリ原発事故でまき散らされた量の1割ほどに達した。放射性物質は原発の近くにたくさんふりつもる。こうした場所にいると,それだけたくさんの放射線をあびて,健康に悪影響がでる恐れが高まる。このため,政府は福島第一原発から半径20km圏内の地域を「警戒区域」と定め,4月22日から,原則として誰も立ち入れなくした。さらに,原発から20km以上離れていても,風向きなどの影響で放射性物質がたくさんふりつもったところは「計画的非難区域」として,住民は5月末までに別の場所へ避難することになった。ふりつもった放射性物質は少しずつ安定な物質に変わり,放出する放射線の量も減っていく。また,風に飛ばされれうすば薄まる。とはいえ,たとえば事故でまき散らされた放射性物質の代表格のセシウム137は,安定な物質に変わって量が半分になるまで(半減期)に30年もかかる。警戒区域の住民はいま8万人近くが避難生活をしているが,ふるさとに戻れる日がいつくるのかは,わからない。チェルノブイリ原発事故の場合,原発から半径30km以内は,人が住むことが永久に禁じられた。いったん放射性物質に汚染されたところに住むのは,そう簡単なことではない。一度に浴びると悪心・嘔吐1,000一度に浴びると500血中のリンパ球減少ブラジル・ガラパリでの自然放射線(年間)101人あたりの自然2.4放射線(年間,世界平均)0.2東京─ニューヨークを航空機で往復(1回)放射線の量(単位:ミリシーベルト)10,0001,0001001010.10.017,000~10,000一度に浴びると死亡これ以下の線量を一度に浴びても健康被害なし100胸部X線コンピューター断層撮影検査(CT)(1回)6.9一般人の線量限度(年間,自然放射線と医療行為は1.0除く)0.6胃のX線集団検診(1回)0.05・胸のX線集団検診(1回)・原発周辺の線量目標値(年間)国際原子力事象評価尺度事故レベル7深刻な事故6大事故事故例チェルノブイル原発事故(旧ソ連,1986年)福島第一原発事故(2011年)5所外へのリスクをスリーマイル島原発事故(アメリカ,79年)伴う事故所外への大きなリ4スクを伴わない事JCO臨界事故(99年)故3重大な異常事象旧動燃東海事業所火災・爆発(97年)異事常美浜原発2号機蒸気発生器細管破断象な2異常事象(91年)高速増殖炉もんじゅナトリウム漏れ1逸脱(95年)0尺度以下評価対象外(安全に関係ない事象)